平成29年度の生物環境調査は大淀川水系萩原川(三股町・都城市)で実施することにしました。萩原川は川の駅公園(都城市)付近で大淀川本流と分枝し、上流域は日南市と境界にある牛の峠付近まで伸びるおおむね10kmの川で、過去の調査では本流との合流付近にはオオヨドシマドジョウが確認されています。調査は4月に調査ポイント等の事前調査を行い、本流との交流点(St1),上豊橋付近(St2)、高畑川上流(St3)とし、第1回調査を5月20日に、水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)宮崎県内水面振興センター(高藤和洋理事長)と合同で調査しました。当日は地元の都城淡水漁協の清水組合長と組合員で環境カウンセラーの方も見えました。今回の調査は電気ショッカーなどを使い、魚類では14種類、エビカニ類では3種類などでした。いくつかを紹介します。

調査風景(St1) 査定中(St1)

コイ(St1・2) タカハヤ(St3)

オオヨドシマドジョウ(St2) カワムツ(全点)

オイカワ(St1.2) ナマズ(St1.2)

トウヨシノボリ(St2) ギンブナ(St1・2)

カマツカ(St1・2) コウライオヤニラミ(St2)

オヤニラミ(St1) スッポン(St1・2)

アメリカザリガニ(St1・2) カジカガエル(St3)
平成29年6月18日(日)、国富町法華嶽公園じゃぶんこ広場で、国富漁協主催の釣り教室が開催されました。事前申し込みの児童85名及び家族など約200名が参加し、当日は、やや曇天で涼風もあり、とても良いコンディションで行われました。釣れるたびに周囲から歓声があがっていました。釣り上げたニジマスに最初はコワゴワ触ってましたが、次第に慣れ、どうしたら上手に釣れるか、針の投げ方など工夫していました。釣りにつきものの「まつり」や、釣り針の呑み込みなどありましたが、保護者の方の活躍の場でもありました。

道案内もバッチリ 組合長の開会あいさつ

来賓あいさつ 釣り開始です

竿は漁協役員の手作り 釣れました

針を飲み込まれました。 糸が絡まりました。
ジッチャンの出番です 役場の方もお手伝いです。

TV取材もありました 餌と道具係のスタッフ(この後、とても忙しくなりました)
平成29年度総会資料の概要です → H29総会資料抜粋
平成29年6月6日(火)、ひまわり荘(宮崎市)において、第65回通常総会を開催しました。来賓には参議院議員松下様(代理 児玉様)、長峯様(代理 原田様)、県議会議員 河野様、図師様、宮崎県企業局長 図師様、宮崎県農政水産部次長 野口様、自然環境課長 廣津様、水産政策課長 毛良様、河川課長 高橋様、宮崎県内水面振興センター理事長 高藤様 他多数のご出席と、松下様、河野様、県から図師様、野口様から祝辞をいたただきました。
議事に先立ち、内水面漁業振興や当会事業推進に貢献していただいた、1個人5団体の方々、(株)山崎産業様 木村産業(株)(北川漁協推薦)、許斐建設(株)(綾漁協推薦)、別府様(境川漁協推薦)、吉原建設(株)様(高崎大淀川漁協推薦)、大淀開発(株)様(都城淡水漁協推薦)へ感謝状を贈らさせていただきました。
総会は、書面議決を含め、38会員中37会員の出席により、受託事業やカワウ・バス被害対策、アユ産卵場造成などの各種事業実績、28年度決算及び剰余金処分案、29年度事業計画及び予算案等など、提出された6議案すべてが承認されました。

長瀬会長 挨拶 来賓祝辞:松下様(児玉様)

来賓祝辞(河野様) 来賓祝辞(図師様:企業局)

来賓祝辞(野口様) 受賞者の挨拶

野崎議長による議事進行 閉会の挨拶
ニホンウナギの資源保護が強く望まれています。親鰻の保護のため10月から3月末までを禁漁期間にするなどの取り組みを行っています。また、従来から、漁業権に基づく放流や漁協独自の放流、委託による放流を実施しており、平成28年度は約3200kgを、平成29年度も同程度の量を予定し、5月から県内各河川で放流をしています。
写真は平成29年5月24日の大淀川水系浦之名川での放流の様子です。
稚魚の大きさは30~40gサイズが主です。

今年も、宮崎県内18漁協で地元の学校と連携して「体験学習」を行なっています。今回は5月17日(水)に行われた国富漁業協同組合(鈴木輝美組合長)による体験学習会を紹介します。
当日は天候に恵まれ、国富町立木脇小学校4年生67名(そのほか先生方4名、国土交通省の方3名、町の方1名、漁協役員8名)がアユの体験放流を行いました。最初に組合長からアユの生態や川の大切さのお話のあと、放流に移りました。子供たちは、約10gに育ったアユをバケツに入れてもらい、生きている魚に触れるのが初めてのようで、その感触に「ヌルヌルする」などと歓声を上げていました。それでも、丁寧に優しく扱いながら、川へ放していました。終わった後、「家で飼ってみたい」とか「持って帰って食べたい」などの感想を述べる子もいました。

組合長の話 先生の話

アユをバケツに! アユを感じながら放流です

「元気で大きくなって!」 60kgアユ放流終了です。

最後に集合写真をパチリ!
4月22日(土)、大淀川水系本庄川の柳瀬橋下流の河川敷で大淀川学習館(出水隆幸館長)主催の稚魚放流体験教室が開催されました。薄曇りの中で、事前に申し込まれた家族連れ約70名が参加されての放流会でした。放流稚魚は(一財)内水面振興センター(高藤和洋理事長)の委託事業分で、高岡町の中村養魚場さんに稚アユ15kg、ウナギ20kgを手配していただきました。体験教室は担当の鮫島さんの進行で始まり、水田副館長から魚の匂いや感触、人と川のかかわり、川の良さなどについて学んでほしいとの話や事前注意事項のあと、アユやウナギに触れる機会も少ない中、子供達や昔子供だった人達もニュルニュル、ピチピチと跳ねる魚に大はしゃぎし、早く大きくなれと言いながら魚を川に放しました。保護者の方々は写真撮影も一所懸命でした。いい写真が撮れ、良い思い出になったかなと感じたところでした。

開会式 アユの配布

放流開始5分前 まず、アユの一斉に放流です

大きくな~れ! クンクン あゆの匂いは?

うなぎ ニョロッ!、ニュルッ! 閉会式
4月になり、宮崎県内の河川で本格的に稚アユの放流が始まりました。

宮崎市の高岡川漁協では4月13日、大淀川水系の本流、境川、浦之名川に約570kgの稚魚(10g)が放流されました。県内では約14トン弱の放流が計画されています。
平成28年8月26日、宮崎市自然環境調査(環境基本計画の基礎資料収集のための調査)を、水産試験場内水面支場、南九州水圏環境生物研究所とともに、石崎川水系2ヶ所、新別府川水系1か所、大谷川水系1カ所で魚介類、その他の水生動物について実施しました。
石崎川水系の西上那珂調査点では、魚類9種類、エビ・カニ類6種類、トンボの幼虫5種など、同じく下那珂調査点では魚類9種類、エビ・カニ類4種類、貝類2種類など、新別府川水系大島調査点では魚類10種類、エビ・カニ類2種類など、大谷川水系長嶺調査点では魚類9種類、エビ・カニ類3種類などが確認されました。
これらの中には、宮崎県RDBに搭載されているカワアナゴ、モツゴ、メダカ、タケノコカワニナ、コガタノゲンゴロウも確認されました。

石崎川(西上那珂調査点:A点) 同左(下那珂調査点:B点)

新別府川(大島調査点:C点) 大谷川(長嶺調査点:D点)

コイ(A点・C点) ギンブナ(C点・D点)

ニホンウナギ(A点・C点) 同左 若魚(B点)

ニホンナマズ(D点) カワアナゴ(C点・D点)

ドンコ(A点) モツゴ(C点・D点)

タモロコ(D点) メダカ(B点・C点)

タイリクバラタナゴ(D点) オオヨシノボリ(A・B・D点)

マハゼ(B点・C点) シマヨシノボリ(A点)

コトヒキ(B点) ヌマガエル(A点)

ミゾレヌマエビ(全点) テナガエビ(D点)

クロベンケイガニ(B・C点) コガタノゲンゴロウ(B)

タケノコカワニナ(B点)
平成28年8月20日、21日、高原町御池で恒例のブラックバス、ブルーギル駆除のための釣り大会が小林高原野尻漁協(森岡與津男組合長☆)主催で開催され、家族、夫婦連れなど90人の参加がありました。賞品も多数の用意されていました。ブラックバス釣りの1位は17尾、2位17尾(重量判定)、3位14尾、ブルーギル釣りの1位は223尾、2位213尾、3位183尾、またブラックバス最大級は1.38kgでした。全釣果はブラックバス70尾、ブルーギル1997尾で、総重量105kgを駆除することができました。参加者の皆様、漁協の皆様有難うございました。来年もご期待します。

大会看板 参加者(キャンプ場付近)

参加者(キャンプ場付近) 大会本部

検量風景 検量風景

1.38kgのバス
☆組合長名に誤りがありました。訂正させていただくとともに、関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことお詫びいたします。
平成28年8月16日、国富町の三名川で、水産試験場内水面支場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)内水面振興センター(高藤和洋理事長)と合同で第2回目の調査を実施しました。調査個所3カ所とも水量が減少ぎみで、水温は上流域で23度台、中流域で28度台、下流域で32度台でした。水生昆虫などを除き、魚類は16種類、エビカニ類は6種類、貝類2種類を確認しました。

調査点(上流部) 調査点(中流部)

調査点での仕分け(中流部) 調査点(下流部)

調査点下流部(投網) ナマズ(下流部)

ヒラタテナガエビ(上・中・下流) モクズガニ(上・下流)

スクミリンゴガイ・カワニナ(下流) タイリクバラタナゴ(下流)