都城「大淀川こどもサミット」が開催予定!

 夏休みの8月19日(日)、都城市の「せせらぎ水路公園」(沖水川、下沖水橋河川敷)で第2回の「大淀川こどもサミット」が計画されています。

 市民団体の都城大淀サミット(枩下信芳会長)が主催で、環境教育イベントの一環として地元の3漁協(都城淡水、三股町淡水、高崎大淀漁協)も後援で参加し、魚の掴み取りや河川清掃等に取り組みます。

 詳細についてはチラシをどうぞ 都城大淀サミット                           多くの皆様の参加をお待ちしています。

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綾南川(本庄川)で体験放流を!

 去る7月6日、綾町の三本松橋下流域で綾南小の4年生(61名)を対象に、アユ、ウナギ、モクズガニの体験放流学習会が実施されました。   綾漁協(増田正範組合長、組合員357名)が毎年恒例で実施しています。国交省河川事務所国富出張所や地元建設業者の支援を受けて水辺沿いに掴み取り用プール(4×10m程度)をつくり、ウナギの掴み取りをした後に放流しました。

 アユは町内の緒方養魚場さんから約25kg、ウナギは(財)内水面振興センターと(社)シラスウナギ協議会から約20kgが提供され、参加した子供達は、カニに挟まれたり、泥まみれになりながらウナギと格闘したりで大喜びでした。

 勿論、河川を綺麗にする事や生き物達との触れ合いの中で有意義な時間を過ごした様です。                         綾町職員、漁協役員他の皆さん(総勢80名の参加でした。))お疲れ様でした。

    

事前の草狩りや プール作りが大変です  増田組合長のお話を 皆さんまじめに聞いていますがー? 

  

(早く終わらないかなー)        アユは緒方養魚場さんから                          

   

                         ウナギは今年は高価ですよ

     

  カニも 今か今かと 待機中         順番に まずはアユからです      

     

 大きくなって帰っておいで         待ってるよー

      

  カニは裏返して「ふんどし」で 雌雄を確認    これはどうだ? 丸っぽくて雌だぞ

           

 ウナギは女先生の号令! 一列縦隊 整列!!  皆 一斉に  たちまち泥にごりの中で   

            

 ワィワイ  キャッキャー  何処へ逃げた~?   これは見事な黄色ウナギでした 最高は 16尾も捕まえた!    

   

最後はお礼と 来年もよろしくお願いしま~す

  

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串間市の本城干潟で体験学習を!

 去る6月4日、串間市本城小と市木小の子供達が、県内でも数少なくなった本城干潟において、生き物観察や放流体験を行いました。         近くに在住の県野生動物保護監視員の竹下主之さんの指導を受け、干潟の役割やハゼ、カニ類の貴重な生態等について学びました。

 合わせて串間市淡水漁協(河野日出男組合長、組合員93名)も、モクズガニ(通称山太郎ガニ)の放流や河川の清掃をとおして川をきれいにすること、生物の資源保護の必要性を十分に感じてもらいました。

 宮日新聞切抜きをどうぞ 串間干潟生物

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H24年度 第60回総会が開催

 去る6月6日(水)、宮崎市内の「ひまわり荘」において、本連合会の第60回通常総会を開催しました。県農政水産部の那須水産次長、成原水産政策課長他多数のご来賓にご出席をいただきました。延岡市の盛武組の内水面振興へのご支援に対し感謝状を贈呈しました。

 書面議決を含め38会員全員の出席により、提案議題の全てが承認されました。委託放流事業の水系ごと、漁協ごとの配分量についてや、遊漁者との漁場利用調整や規制方法、密漁者に対する一歩踏み込んだ対応等々、内水面漁協が抱えている大きな課題として活発な質疑がなされました。

 報告事項で、ウナギ資源の保護管理についての国、県、関連業界等の動向、義務放流ではアユのサイズの上限拡大、コイ放流の自粛、漁業権切り替え手続のスケジュール他を説明しました。 

 主要実績や本年度の計画概要をどうぞ                              23主要実績  23流域振興実績  24事業計画概要   

           長瀬会長挨拶                 那須水産次長挨拶                          

   

               延岡市の盛武組へ感謝状贈呈

 

   

 

 

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聞こえます!ウナギ業者の悲鳴が!!

 シラスウナギが3年連続の大不漁となっており、蒲焼店、養鰻業者に深刻な影響が広がっています。                                市内のA蒲焼店は、客足が激減する中、ウナギに良く似た「アナゴ」料理に挑戦し、新メニューを追加したりています。

 また、全国3位の生産量を誇っている県養鰻漁協(岩切庄一組合長、16組合員)では、河野知事に蒲焼を振る舞い消費拡大に     努めています。

 日本全国、東アジア各国を含めてウナギ関連業界、内水面漁協、行政、研究機関等で「ウナギ資源確保のための管理対策」の検討が急がれます。 

 読売新聞切抜きをどうぞ ウナギ業界悲鳴

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アユ解禁!太公望いざ出陣!!熱き想いの一文も!

 県内の大部分の河川で、太公望がお待ちかねのアユ漁が解禁となりました。 県内、九州管内から多くの釣り人が竿をたらしながら若アユとの格闘を演じています。県北部の北川と耳川水系では、アユの成長具合も見ながらということで、6月10日からの解禁となっています。

 今年は、昨年の様な渇水もなく、適当な雨も降っておりアユには好条件とのことです。これから梅雨時期や夏から秋に向けての豪雨、濁水など等の影響ができるだけ発生しないことを祈りながら期待しましょう。

 また、九電の日向電力所では、西郷漁協の協力も得て、5月29日に田代小の生徒を対象にアユの稚魚やウナギを体験放流しました。  3~4年生36人が参加して、河川環境や自然の大切さを十分に理解してもらえたと思います。

 宮日新聞切り抜きをどうぞ  アユ解禁   九電日向アユ放流

  6月6日付け宮日新聞に、アユ漁と地域との絆、熱い想いが寄せられました。                                西米良村の山あいの清流で、アユ釣りの醍醐味と地元内水面漁協や建設業界の皆さんの日頃の活動振りを紹介されています。   村役場でも河川工事等魚たちに影響が少なくなる様な配慮もいただいているようです。

 地域の活性化にも一役担っている川やアユたちに感謝しながら・・・、浜砂さん、有難うございます。 

 宮日切抜きをどうぞ アユ釣り米良                                               

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アユの話題を少しばかり・・・

 「清流の女王」アユの魚病として「冷水病」が知られていますが、宮崎大学の前田名誉教授と「アユの是則」(日向氏、是即由員社長)さんが共同で対策に取り組み、その成果が発表されました。

 小林市の湧水から発見された善玉の「シュードモナス菌」を餌に混ぜて給餌させ、冷水病の発生が見られず遺伝的な異常もなかったとのことです。安全安心をPRしブランド化にもつなげたいとの意気込みです。

 宮日切抜きをどうぞ  あゆ冷水病是則

  一ツ瀬川水系の金丸井堰の魚道改修に関連して、去る5月18日、一ツ瀬川漁協(田中寛組合長)役員が一部改善を図りました。 折からの流水量が増加したことで越流水が増え網製の縄梯子型簡易魚道も流失し、より強固な間伐材を使用してプール部分を再度作りました。稚アユも再び遡上を開始しています。

 写真をどうぞ 金丸堰改修

  また、同月18日、大淀川水系の本庄川で国富漁協(久保作夫組合長)が、地元の八代小の4年生を対象に稚アユの体験放流学習を実施しました。これまでにも当漁協は管内の小学生を対象に数回の放流事業を続けておリ、河川の浄化や資源の保護の重要性を、そして小さなことでも継続していくことが必要なことを子供達に伝えています。

 宮日新聞をどうぞ 国富深年

 

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四国・九州ブロックの連絡協議会が開催!

 5月24日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターにおいて、平成24年度の四国九州ブロックの関係連絡会議が開催されました。    県漁村振興課から神田美喜夫課長、中村哲也主幹、渡部允技師を来賓に、全国内水面漁連大越専務、三栖課長、各県会長、事務局の総勢22名の出席がありました。

 3部構成で進められ、補助事業関係で、新年度からの事業推進体制の改正の経緯や各県から計画の報告がなされました。全内漁連とブロック水死協議会との連携を密にとりながら円滑な運営ができるようにとのことです。カワウ被害防止の効果がなかなか見えにくい点や普及啓発,PRなど一般に対しての広報活動の重要性も指摘され、今後の各県の課題でもあります。                                                      

 次にブロック内水面漁業推進協議会の総会を開催し、事業計、と収支予算案と関連規約・規程の一部改正が承認されました。会長他の三役と幹事会メンバー、幹事長が選任され、新システムでの体制ができました。頑張りましょう。                                         最後に全国振興大会への提出議題についいて、熊本県からラフティングに対する対策として「河川利用規制化の法的整備の必要性」が提案され、徳島県でも問題となっているとのことで、全会員一致で採択されました。

        

                                 来賓の神田漁村振興課長挨拶

 

 開催県の長瀬会長挨拶

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一ツ瀬川水系三財川の生物環境調査を開始!

 5月22日、西都市の三財川で水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(財)内水面振興センターと合同で生物環境調査を実施しました。 年に春、夏、秋の3回の生物環境調査と井堰等工作物の状況把握の調査を予定しています。

 水生昆虫を除いて18種余が投網、セル瓶や電気ショッカー等で採捕され、種類数量共に多く、多様な生物相が維持されている様です。                                    メダカ、カマキリ(アユカケ)、カワアナゴ等の珍しい種も採捕されました。   

      

ショッカー部隊、観測部隊、水生昆虫部隊他に別れて 調査開始                ヨシの根っこや樹木の陰等々  狙いを済まして

     

投網もきれいな弧を描いて見事に着水を   獲物のチェック 慎重に

    

大きなカワアナゴや ハゼの仲間も   エビ類、ヨシノボリ類も豊富でした

    

 中流域では若アユの「はみ跡」も 随所に 太公望も期待しています。

                                支流田野川の最上流調査点(国富町境界付近)                           三財川は農業用井堰も結構な数があり、稚アユの放流箇所数が多い苦労がわかります。

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産卵前の母親ウナギをさがそう!

 資源の枯渇が危惧されている「ウナギ」に関して、東京大学他の研究グループが有人深海潜水艇「しんかい6500」で、謎の多い産卵前のウナギを探すための調査が行われます。

 日本近海を含めてシラスウナギの採捕量が激減しており、世界的レベルでの親資源の保護のための対策も協議されつつある中、新たな生態解明の一助になる様な発見が期待されます。

 宮日新聞切抜きをどうぞ ウナギ親魚探索

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