日向市で河川監視モニターの関連会議が開催されました。 2年間の委嘱を受けたモニターや市、土木事務所が実施した結果では管内の河川においてBODは異常なしですが、一部水域では大腸菌群数が高く生活雑排水の影響も考えられるとのことです。
他の地区でも国交省等行政と地域住民の協働による河川環境の保全のための活動が続けられています。 県民の皆さんの河川環境に対する意識がますます向上することを願います。
「継続は力なり!」
宮日切り抜きをどうぞ 日向河川モニター
日向市で河川監視モニターの関連会議が開催されました。 2年間の委嘱を受けたモニターや市、土木事務所が実施した結果では管内の河川においてBODは異常なしですが、一部水域では大腸菌群数が高く生活雑排水の影響も考えられるとのことです。
他の地区でも国交省等行政と地域住民の協働による河川環境の保全のための活動が続けられています。 県民の皆さんの河川環境に対する意識がますます向上することを願います。
「継続は力なり!」
宮日切り抜きをどうぞ 日向河川モニター
高千穂町の押方小6年生が、恒例の遠足でヤマメやニジマスの魚釣りを体験しました。 地元の食文化や農業等の伝統にも触れる機会に子供たちは大喜びです。 漁協や建設業の皆さんの協力もいただきました。有難うございます。
宮日新聞切り抜きをどうぞ 高千穂釣り
県内の各河川で内水面漁協が主体に体験放流や釣り教室、河川清掃など様々なイベントを通じて子供達に自然との触れ合いや川の環境を守ることの大事さを広めていきたいですね。
5月16日、高鍋町から川南町を流れるの切原川を対象に水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)内水面振興センターと合同で生物環境調査を実施しました。 切原川は上流域に灌漑用の切原ダム(2007~2011年)があり、着工前のH14年と15年に調査を実施しています。年間春、夏、秋の3回の生物環境調査と2月に井堰等工作物の状況把握の調査を予定しています。
水生昆虫は除いて、13種の魚類、8種のエビ、カニ類が投網や電気ショッカー等で採捕され、県準絶滅危惧種のメダカ、カワアナゴ等の珍しい種も採捕されました。
天空の切原ダム 10号線からも確認が 堤高61m、堤頂長227m 大きい 迫力あり
ダム直下は大小の転石、蛇篭も活用 自然に優しく 水生昆虫も多そうですね
大きな自然石 激流の中滑らない様に 老若混合?のスタッフがいざイザ・・
大地主3pサイズの黄ウナギも 他にタカハヤとヨシノボリ やや少なめかな~
中流域はヨシ群落に囲まれて 魚類、甲殻類他も種、量ともに増加
ボウズハゼに 婚姻色真っ只中のカワムツも 青腹といわれ腹部がブルーのシマヨシノボリ(♀婚姻色)も(残念!!写真なし・・他のスタッフは激写?)
ギンブナも多数 終わってみればのメダカにカワアナゴも 10年前の調査と比較し カマキリ、ウキゴリ、チチブ、アユが見られず・・・残念
今後の調査で復活を期待したいですね。
都城市の明和小6年生が、庄内川で「身近な水環境の学習会」を、また、耳川水系では美郷町の田代小3~4年生が、ウナギやアユの稚魚放流を体験しました。
各河川で魚や自然に優しい川作りに向けて、子供達の若い感性を大事に育てるための活動が行われています。
生命の源となる「水」をめぐる様々な課題解決のための拠り所となる「水循環基本法」が、今国会で成立しました。 水の公共性を打ち出し、各関連省庁の縦割り行政の壁を取り去って首相を本部長に国土交通大臣が主管担当となり、総合的な施策を立てることになりました。
河川や水に対し、常に最も身近にりながらアユやウナギ等様々な生き物の目線で見つめている内水面の漁協、連合会は、「水の防人」としてさらに踏ん張りどころであると思います。
昨年の同時期、宮崎県でも大きなうねりがあり、マスコミでも取り上げられました。 以下どうぞ・・・
県が「水資源保護条例」の制定に向けて一歩を!投稿日: 2013年6月14日 作成者: 内水面漁連
6月県議会で児湯郡選出の松村悟郎議員の「水源地としての森林を守るべきだ。」との質問に、知事は、「森林等の売買に関する何らかの規制の必要があり、本年度中の制定作業を進める。」との説明がなされました。
宮日切抜きをどうぞ 水資源保護条例
水源地域となる森林や山地の保護については、造林面積や年間降水量が全国有数の本県にとって、また多くの内水面漁協、本連合会にとっても「森と川と海の絆」を大事にしており、緊急の課題ともなっています。
H23年10月、地下水採取の規制をするために小林市が「水資源保全条例」を施行し、宮日新聞の特集で森林環境税を活用して県内山林の公有林化が進められているとの記事がありました。
宮日をどうぞ 小林水資源保護
また、国においても「生命の源である水」、水の公共性、水の循環の重要性、世界的にも異常気象による水の枯渇等大きな課題となっており、超党派議員連による「水循環基本法案」の制定に向けて検討が進められています。
日本の水をきれいにする会;「清流青湖」の情報から 水循環基本法
水を取り巻く様々な観点や夫々の立場から一歩ずつ前進が図られようとしており、大いに期待したいものです。
県南の日南市広渡川支流の酒谷川で昔ながらの伝統漁法「ノボリコ漁」が始まっています。 保存会の那須義春さん(89歳)、太田祐光さん(78)らが過去の経験と工夫を凝らした伝統の漁法でノボリコとの知恵比べです。今年は、4月の20日前後から取れ始めており、この時期には珍しく1日に5kgもとれたとのことです。
5月10日には恒例の県立博物館による学習体験等も開催されました。網を設置し漁獲を待つ間、子供たちは川のエビ、カニ等生き物にも触れながら河川の大切さを学んだ様です。
「ノボリコ」はボウズハゼやゴクラクハゼの稚魚のことです。 毎年6月いっぱいまでは続くとのことです。
宮日新聞切り抜きをどうぞ 日南ノボリコ
5月11日、本庄川の柳瀬橋下流の河川敷で大淀川学習館(清山賢治館長)主催の稚魚放流体験教室が開催されました。
絶好のイベント日和となり、事前の申込み親子連れ約45名と飛び入り組みも含め賑やかな放流会となりました。 放流稚魚は、(一財)内水面振興センター(関屋朝裕理事長)の委託を受けたもので、高岡町の中村養魚場さんに稚アユ 25kg、ウナギ10kgを手配していただきました。
事前の注意事項や漁協の役割、水をきれいにすること、山と川のつながり、アユ、ウナギの不思議等々… 子供たちも気もそぞろ状態でした。
バケツやタライに小分けされたアユやウナギを間近に見たり触ったりする経験も少なく子供達も大はしゃぎでした。 学習館の皆さん、振興センター、中村養魚場さん お疲れ様でした。 来年もよろしく~
清山館長の挨拶、注意事項も スタッフ、父兄の協力も 準備0k!
記念写真も 「こっち向いて~」 「それどころじゃーないよ~」
4月上旬から県内各河川において稚アユの放流が始まり5月上旬で9割強が済んでおり、6月1日(県北部の北川、耳川水系は6月10日)からの解禁が待たれます。
本年度は、県や内水面振興センターの委託分、漁協の義務放流、自主放流分で合計約14トンの放流を実施します。 一部では地域の小学生他を対象に体験放流学習なども合わせて実施される予定で、河川の水質浄化や水産資源の保護、山や環境とのつながり等も説明しながら子供や父兄にPR活動を進めます。
集中豪雨や渇水等の異常気象が発生することなくアユ達や太公望、そして内水面漁協にとっても素晴らしい環境が整いますようにお祈りをしたいですね。
日向市美郷町で、関係自治体、内水面漁協、九州電力他の関係者による環境保全の連絡協議会が開催されました。
専門家として、耳川の生物環境調査を実施した高知市の高橋勇夫先生が、藻類の生育状況や魚類の確認、河川の流水量などから非常に厳しい現状であることを報告されました。
高橋先生は昨年度から県北の北川、五ヶ瀬川の各調査も実施されており、今回の耳川の深刻な状況を心配されており、 関係者一同、今後の対策を早急に検討する必要があります。
宮日新聞切り抜きをどうぞ 耳川環境
従来から県内には生息していないとされている絶滅危惧種の「オヤニラミ」が五ヶ瀬川水系で相次いで確認されています。 延岡市の生活環境課の話では、H19年、20年に続けての発見でもあり、水質の浄化や環境が良好となり繁殖の可能性もあり、今まで九州北部の河川までとされていた生息南限が拡大されるのか・・・? 見守って行きたいですね。
夕刊ディリー切り抜きをどうぞ オヤニラミ五ヶ瀬