月別アーカイブ: 11月 2018

ブラックバスの駆除

延岡市にある西階運動公園の金堂ヶ池(約2ha)では、毎年、ブラックバスの駆除が実施されています。今回、新たな試みとして、全国内水面漁連の電気ショッカー船を借りて、11月5日から20日までの期間中5回の駆除作業がありました。捕獲状況は11月7日は6尾(全て全長10~20㎝:140g)、9日17尾(10~20㎝:16尾・400g、20㎝以上:1尾・325g)、13日66尾(10~20㎝:1,555g・65尾、20㎝以上:1尾・295g),15日27尾(全て10~20㎝:590g)、20日69尾(全て10~20㎝:1,515g)の合計185尾、4,830gでした。(写真は11月15日の様子です)

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うなぎ石倉礁のモニタリング

日南市の広渡川に、鰻生息環境改善支援事業で設置した石倉礁の生物モニタリングを10月24日に実施しました。当日は事業主体の日南広渡川漁協(戸田組合長)、九州大学の望岡先生とその教室、南那珂農林振興局の皆さんなどが参加して、全10基の礁の内、モニター礁3基については全ての生物について、その他の礁はウナギのみを対象に調査するとともに、礁の隙間に入った土砂などの掃除をしました。礁は20㎝程度埋まっているものもありましたが、全基とも良好な状態でした。採捕できたウナギは、ニホンウナギ6尾、オオウナギ1尾の7尾で、昨年標識放流したウナギは採捕できませんでした。この7尾は標識を装着して放流しました。他の生物は、モクズガニやミナミテナガエビが多く、魚類はカワアナゴなどハゼ類が主でした。 石倉礁全景         石倉礁調査(重機使用) モニター礁のニホンウナギ  非モニター礁のオオウナギ モニター礁のモクズガニ  モニター礁のミナミテナガエビ

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平成30年度漁協役所役職員等研修会を開催

平成30年10月23日、ひまわり荘(宮崎市)で、都城市副市長の児玉宏紀先生をお招きして、宮崎県庁時代の経験等「河川行政から見た河川環境」と題して講演をいただきました。内容は河川法改正に伴う行政の河川に対する考え方の変化、山と川のつながり、県北の北川でのご自身の取組事例や五ヶ瀬川水系などでの県の取組事例の紹介を頂きました。質疑応答では濁水の発生やその長期化への対策についての質問があり、ダム、河川について「総合土砂管理」が始まったところであり、ダムを認めながらその範囲で何ができるかを考えていくことが大切とのことでした。今回は本会の会員漁協役職員のほか、国交省河川国道事務所や県、市の土木、水産関係部署、関係企業の皆さん約100名の出席をいただき盛会裏に終了しました。

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