月別アーカイブ: 11月 2015

日本一の「延岡水郷やな」にウナギが・・・・

 延岡市が誇る日本一として、市街地にまれにみる見事なアーチ形の「水郷やな」。歴史的な伝統漁法、清流の風景誌、後世に伝えていくべき文化遺産?まだまだ遺産ではありませんが・・・・  宮日新聞切り抜きをどうぞ やな日本一  アユやな五ヶ瀬   産卵に向かう落ちアユの漁も少しずつ見え始め、その中にニホンウナギの親魚候補(銀毛ウナギ)がドッサリと落ちてきました。13日からの降雨に刺激されての現象のようで、過去に10㎏程度は記憶にあるようですが、55尾、40㎏という大漁は珍しいとのことです。 夕刊デーリィ―切り抜きやなウナギ・デーリィ   写真やなウナギ  一部は、調査研究用として内水面支場等に持ち帰り、国や大学との共同研究等にサンプルとして提供されます。                                                    年末には、世界的なウナギ博士として著名な日本大学の塚本勝巳教授によりポップアップタグを装着、日向灘に放流され産卵場に向かうウナギの行動・生態が調査される予定です。  10月16日の塚本先生講演概要 http://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/3590  また、国の水産研究センター志布志庁舎での親魚の養成、採卵、孵化等の種苗生産試験等「ウナギの完全養殖」の強化にも役立つことでしょう。 乞うご期待を!!  H27 「延岡水郷やな」混獲ニホンウナギのデータ一覧 27やなウナギ資料                     小型サイズでも銀毛(S1~S2)のものは♂では・・・?とのことです

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大淀川の花見橋下流でアユ産卵場の造成を

 去る10月28日、宮崎市高岡町花見橋下流で高岡川漁協(宮田信男組合長)が、アユの禁漁区に指定されている区域内で恒例の産卵場造成を始めました。  11月に入り水温が低下始める頃、産卵のために川を降り始めるアユのために、川に重機を入れ河底の耕耘・天地返しを行うことで柔らかい「浮石」の状況を作りだし、産卵を待ちます。  さらに、カワウによる食害防止や密猟者の取締等など・・春時期の稚アユの放流等を始めとして漁協の仕事は多岐にわたり大変な苦労があります。  他に、北川、五ヶ瀬川、耳川、一ツ瀬川水系でも6漁協が産卵場の造成を実施しています。水産資源の保護・増殖と河川環境の保全のため頑張りましょう!                                            花見橋から下流1km以内の禁漁区内の耕耘作業                                           上流側に花見橋が 川底の凸凹はさらに修復(重機+人海作戦で フラットに                                               密漁監視小屋の製作中 ヨシを払ったり 竹を切ったり お手の物です  シートをかぶせて何とか完成か・・ 追加写真をどうぞ高岡あゆ産卵場                                    カワウ対策用の案山子(CDカセットを風になびかせ・・・効果は大とのこと  鋤を手に 人海戦術で均等化を・・・約450㎡(30×150m)が完成 今年の産卵も上手くい様に 神様に・・・お疲れ様でした。   

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日南市の広渡川で初の「川祭り」開催

 去る15日、日南市の広渡川支流の酒谷川とJAはまゆう研修会館で、初めての「川祭り」が開催されました。  日南広渡川漁協(戸田博組合長)と日南中央ロータリークラブ等のコラボにより約100名が参加し、河川清掃や釣り大会、掴み取りの他簡易水族館や漁具、写真等の展示、カニ、アユ、エビの食・育等など・・・様々なイベントに楽しんでいました。  日南川祭り

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塩見川で「ウナギ石倉」のモニター調査実施

  去る10月27日、日向市の塩見川で、富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が、昨年度設置(26・8・26設置、2基7.2㎡、モデル礁2㎡)した伝統漁法である「石倉」の生物生息状況調査を実施しました。  国の水産多面的機能発揮対策事業の一環であり、水産資源の保護や伝統的文化の継承等を目的に進めています。 13時前の大潮の干潮時をめどに、水産試験場、日向市役所他の支援を受け、内田組合長他組合員の総勢10名余がモデル礁の石の撤去と敷き網の引き揚げ作業を実施しました。  主たる対象のニホンウナギは、大物3尾がゲットされスタッフ一同、それまでの心配そうな顔が「破顔一笑」でした。ハゼ類、エビ、カニ類も多くみられており、餌料生物等も含め生物の多様性は確保されている様です         潮が引くの待ちながら作戦会議 沖に川下りの2人乗りボートが                     ウナギのレプトか…?ビーカー底に(アップでどうぞ) 残念 イセゴイのシラスだそう          潮もばっちり スタンバイ   泥水の中 敷き網内の石の除去が一苦労       前回の失敗は・・・・ウナギを逃亡させないように慎重に                                  砂泥交じりのウナギ筒の中から・・ 沢山の生き物たちの宝物が・・・                  ハゼ類やカニ類他が   モクズガニ大2尾(雌雄1)  ウロハゼにマハゼ                    ウナギが3尾 立派な銀毛に万歳  マハゼが6尾               ウロハゼ12尾、       クロホシフエ1尾 10㎝超え                                           サザナミフグ1尾 怒ったら直径3㎝大の球形ボールに 腹側は白い横縞がくっきりと                     テッポウエビ3尾  アナジャコ(8尾)多くは網目からスル~リ も?                                    ヨシエビ(体長7㎝台)        ニホンウナギ65㎝・510g、62㎝・348g、47㎝・120g                    甲斐組合長・・立派な親魚となって マリアナ海溝まで!!届けぇ~  内水面支場提供 塩見石倉27・10   昨年度結果もhttp://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/date/2014/10

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