月別アーカイブ: 5月 2015

一ツ瀬川水系三納川の生物環境調査を実施

 去る5月20日、西都市の一ツ瀬川水系支流の三納川を対象に水産試験場内水面支場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)内水面振興センター(関屋朝裕理事長)と合同で生物環境調査を実施しました。    三納川は上流域に治水用の長谷ダムがあり、H15年には同じ支流の南川を調査しており、12年振りの再調査になります。年間、春、夏、秋の3回の生物環境調査と2月に井堰等工作物の状況把握の調査を予定しています。    水生昆虫は除いて、20種の魚類と11種のエビ、カニ類が投網や電気ショッカー等で採捕され、県準絶滅危惧種のメダカ、カワアナゴ、ルリヨシノボリ、スミウキゴリ等の珍しい種も採捕されました。              板子川の上流域で打合せ 新人3名紹介を  シーボルトミミズも七変化で               ブルーや緑の びっくりして色褪せた  急勾配をロープ伝いに       各々が打合せどおりに 三々五々に  ショッカ―部隊も四名で                    上流域で魚類も少なく6種(下流側に3段の井堰が)婚姻色のカワムツも 大小で        タカハヤ (+ヨシノボリ類2種) ヒラテテナガ (+ヌマエビ2種大量に) ニホンウナギも最後の5分間に          中流域の吐合橋 下流側で投網を  同橋 上流側                  左岸側下流のワンドでスッポンが      ヨシノボリ類も3種が                    シマヨシノボリの産卵前(あおばら:青腹) 若アユも                           カマツカ             ボウズハゼ:縞模様もクッキリと                               ナマズも2尾:1尾は腹部も膨張し                            下流域の平郡橋 上流側     支場の田口さん 投網も見事に様に              日も傾きつつ仕分も急ピッチで   県RDB登録種のカワアナゴが大量に                                                                             同RDBのメダカも3尾      ヌマチチブが2尾   の              ニホヌナギが黒仔と20Pサイズ  そして大物黄ウナギが・・2P超えか    2尾は逃亡を図って        ヨシノボリ類2種にゴクラクハゼ、スミウキゴリも ヒメヌマエビも20尾                  イシマキガイ、カワニナに交じり 県RDB登録のモノアラガイ1個          アユの食みも跡もくっきりと                                青色のイトトンボも飛び交いながら  2尾がラブラブ状態で・・・?      皆さん お疲れ様でした。  

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伝統の「ノボリコ漁」や各地で体験放流が始まり・・・

 日南市の広渡川下流域で伝統漁法の「ノボリコ漁」が、日南広渡川漁協(戸田博組合長)の那須さんや太田さん達の手により始まりました。  例年5月の連休頃から敷き網を設置、ハゼ類(ボウズハゼ)の稚魚が上ってくるところを採捕します。  県の博物館による体験学習として、恒例になっておりますイベントが16日(土)に実施される予定です。  宮日新聞切向きをどうぞ ノボリコ日南  また、7日には大淀川水系の深年川で国富漁協(鈴木輝美組合長)が、木脇小の4年生約50人を対象に、稚アユとウナギの体験放流学習を実施しました。  (一財)宮崎県内水面振興センター(関屋朝裕理事長)から委託を受けたウナギ12㎏と漁協の自主放流分約76㎏の稚アユを、子供たちが楽しみながら放流しました。   宮日切抜きをどうぞ 国富体験

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大淀川学習館がアユの体験放流を実施

 5月10日、本庄川の柳瀬橋下流の河川敷で大淀川学習館(清山賢治館長)主催の稚魚放流体験教室が開催されました。前日の雨が気になりながらも絶好のイベント日和となり、事前の申込み親子連れ約67名と飛び入り組みも含め賑やかな放流会となりました。   放流稚魚は、(一財)内水面振興センター(関屋朝裕理事長)の委託と漁協の自主分で、高岡町の中村養魚場さんに稚アユ22kg、ウナギ12kgを手配していただきました。  事前の注意事項や、水をきれいにすること、山と川のつながり、アユ、ウナギの不思議等々… 子供達も気もそぞろ状態でした。  アユやウナギを間近に見たり触ったりする経験も少ない子供達(最近は大人でもなかなか・・・)は、 バケツやタライに小分けされ、ヌルヌル、ぴちぴちの魚に大はしゃぎでした。                            清山館長、日高さんの挨拶、注意事項など       センター川野さん、堀之内さんも大活躍  勢ぞろいして 秒読みを            ウナギは大小入り交ざりで     なかなか思う様には行きません                                   小石の下にもぐったり アれー   閉めの挨拶とアンケートもお願いね・・  今晩は奮発してウナギでも食べようかなァ~ の小声も  学習館の皆さん、振興センター、中村養魚場さん お疲れ様でした。                来年もよろしくー    

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稚アユの放流もほぼ終わり 6月の解禁を・・・!!

4月上旬から県内各河川において稚アユの放流が始まり5月上旬でほぼ終了し、6月1日(県北部の北川、耳川は6月10日)からの解禁が待たれます。  本年度は、県や(一財)内水面振興センターの委託分、漁協の義務放流、自主放流分で合計約14~15トンの放流を実施します。       また、20カ所の漁協、河川では地域の小学生他を対象に体験放流学習なども合わせて実施される予定で、河川の水質浄化や水産資源の保護、山や環境とのつながり等も説明しながら子供や父兄にPR活動を進めています。  集中豪雨や渇水等の異常気象が発生することなくアユ達や太公望、そして内水面漁協にとっても素晴らしい環境が整いますように・・・・                        大淀川(高岡)          境 川(高岡)                 一ツ瀬川(新佐)  大淀川(宮﨑内水)        一ツ瀬川(濁水防協)      体験学習(国富) 宮日新聞切り抜きをどうぞ あゆ小丸   五ヶ瀬アユ

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