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月別アーカイブ: 6月 2011
延岡市でブラックバス駆除の検討会を開催。
6月16日、延岡市役所でNPO法人や漁協、市役所(都市計画課、水産課)の関係者(12名)が集い、西階地区の金堂ケ池に生息が確認されたブラックバスの駆除の対策が協議されました。NPO法人「金堂ケ池を美しくする会」(稲田義美会長、会員60人)は、池の環境美化のため毎月の清掃活動等を続けていますが、この池に外来種であるブラックバスが生息していることを試験釣りで確認されました。 去る3月には、地区住民や消防団等の協力で駆除する為の釣り大会を実施し、約50名の釣り客の参加で30尾程度を駆除しています。この池は、管理上立ち入り禁止区域となっており、大会は参加者を規制して開催せざるをえず、危険防止に非常に注意を払われたとのことでした。また、市でも金堂ヶ池から五ヶ瀬川本流へのバスの流出を防止するためにも排水口に金網(目合いの大きさを2段階)を付ける等の対応をし工夫されています。 今年は、「街づくりj協議会」の補助事業や内水面漁協との協働作業で、さらに内容や規模を充実させて継続していく必要があるという事で前向きな協議がされました。秋の開催を目標に皆さんで頑張りましょう。
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九州最後の清流北川!「水を守る森を残そうかい」!!
九州地方最後の清流として、豊かな自然を次世代に残そうとして活動している延岡市の北川漁協(長瀬一己組合長、県連合会長))の、「水源の森」作り活動が注目されています。 この活動は2,000年から「水を守る森を残そうかい」の活動として続いており、森林組合と内水面漁協のコラボレーションで雑木林を伐採せずに、生物の多様性が非常に良好な環境を残して行くことを目標にしています。一区切りの10年間、目標500haに残りもう少し、後一歩のところです。 北川漁協は、一連の活動に対してH18年度に「水資源功績者」として国土交通大臣表彰を受賞されています。本県関係として約20年ぶりの快挙として大きくクローズアップされました。また、H21年度には、MRT環境賞の団体部門賞と栄えある大賞をダブル受賞しています。 林道や作業道路が崩れたり、人工林の植栽、間伐の問題等も関連し、山の持つ保水力の低下や、大雨時の出水の1原因にもなっております。山と川のつながりを強く太くしていく中で「自然のダム」、「緑のダム」づくりを目指して、長く地道な活動が今後も続いて行く事でしょう。 宮日新聞切抜きをどうぞ 北川森つくり また、漁協では小中学生や地域住民と一緒に、「ふれあい釣り大会」、伝統漁法の継承を目指した「アユのちょん掛け大会」、アユの餌となる藻類をふやすための石を磨く「マイストーン作戦」等など、非常にユニークで盛りだくさんな活動も実施しています。ぜひ参加してみて下さい。
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ダム管理者と内漁連環境保全対策委との意見交換を!!
6月7日、宮崎市の県電ホール(県企業局)において、第2回目の「ダム管理対策連絡協議会」を開催しました。出席者は、宮崎県企業局、大分県企業局、九州電力(株)、旭化成(株)と県からは河川課、水産政策課の担当者、内水面漁連から環境保全対策委の長瀬会長他4名計20名余でした。 話題提供では、県土整備部の森ダム対策監からダムの現状と課題として少雨による渇水や長期化する濁水、震災に関連して耐久性の問題等について、農政水産部水産政策課の大村主幹から内水面の漁業権と遊漁制度や増殖行為としての義務放流の現状等が報告されました。 その後の意見交換で、河川維持流量の確保として渇水期の対応や魚類の遡上期、産卵期など生態のことも考えて柔軟な対応や、無水の区間ができるだけ生じない様な対応が検討されました。 濁水問題では、ダムに長期間溜めすぎない方法として、早期の放水や選択取水式、清水バイパス方式、天然凝集材導入等など費用対効果も含め各河川川とダムの実情に即した対応が望まれます。 また、最近の情報として「フラッシュ放流」が話題となり、他県での実施事例も参考にしながらメリット、デメリットなど環境アセスの重要性も等、慎重に対応すべきとの意見もありました。 中・長期的にはダムに流入する濁水を削減するという観点から作業道の整備や山林の育成が大きなポイントとなる事などが協議され、各管理者とも「企業の森造り」や森林保全のための取り組み等について熱い議論交わされました。次の集まりを実り多い会にするため頑張りたいものです。 講師のお二方、参加された皆様方、お疲れ様でした。
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北川ダム、一ツ瀬ダム水位回復し、発電再開される!!
先月末からの台風2号等の降雨により、北川ダムや一ツ瀬ダムにおいて発電可能な水位を上回り、貯水率もそれぞれ 27,4%、3,3%に回復したことで発電放流を再開しました。県内の他のダムでも6月に入ってようやく貯水量も増加しており、電力の安定供給ができるように放水の時間(夜間や朝方)調整なども含めて対応されています。 各河川とも、6月1日からのアユの解禁に合せて水量も増えており、太公望もこれからの成長や釣果が上ることを期待していることでしょう。 宮日新聞切抜きをどうぞ ダム発電開始
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地域住民が河川のエコ活動等に汗流す!!
6月4日、宮崎市内の江田川で檍地域まちづくり委員会、山崎エコアップ会が呼びかけ宮崎海洋高生や住民約120人が参加して外来植物である南米産のオオフサモやホテイアオイの駆除作業を実施しました。 参加者は、「トンボやホタルが飛び交うきれいな川を未来の子供達にも残したい。」との想いだそうです。 5月31日には、三股町の三股小4年生33人が沖水川で「水辺環境調査」に挑戦しました。この事業は県の新規事業として「大淀川上流域河川浄化推進事業」の一環で、都城市の西小の児童と合せて約190人が3回にわたって河川の浄化作用や水生生物、水質チェック等など、水環境の学習会として取り組んでいるものです。 内水面漁連、各河川の漁協も「河川流域振興実践活動事業」などで、地域住民や小中学生、幼稚園児などを対象に、釣り教室、河川清掃、稚魚の放流や掴み取り等の体験学習会、ブラックバスの駆除釣り大会等を催して、毎年4千から5千人の参加をいただきながら「魚に優しいきれいな川づくり」に頑張っています。 多くの皆様にこの想いが広がって行きます様に! 宮日の切抜きをどうぞ 環境学習
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台風一過!太公望期待の「あゆ漁」が解禁!!
先月末の台風2号が鳴り物入りで九州地区を! 幸いにも早々と通過し、台風一過となって「まっすぐな虹」(綾町)という珍現象もおまけ付きとなりました。 6月1日から、太公望がお待ちかねの「あゆ漁」が県下のほとんどの河川で解禁となりました。今年は、春先からの少雨も影響し稚アユの放流も遅れ気味となっており心配されたところです。釣り人の笑顔が見れるような今後の釣果が期待されます。 県北地区の北川水系、耳川水系は6月10日から、祝子川水系は一ヶ月遅れの7月1日からの解禁となっておりますのでご注意下さい。詳しくは最寄の漁協にお聞き下さい。 宮日新聞切抜きをどうぞ アユ解禁
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