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椎葉でヤマメvsイワナで生き残りをかけ・・・

 耳川水系上流域の椎葉村漁協(尾前好美組合長)管内で、渓流の女王「ヤマメ」の生息を脅かすイワナの増殖が話題になっています。  漁協や観光業界等地元関係者は、一部の釣りマニヤが放流したであろうイワナが耳川の環境に馴致され増えつつあることを危惧し、イワナやハス、ブルーギル等の在来種でない魚種(地元以外からの外来種)の駆除活動に拍車をかけています。  総会の決議により今年の6月から1尾あたり50円で買い取り運動を始めており、リリースすることがないよう呼びかけています。  生態系の攪乱防止や地元の大きな観光資源である「ヤマメ」資源を守るべく一歩踏み出しました。   宮日新聞切り抜きをどうぞ 椎葉イワナ    記者の目 国内外来種イワナ      宮日くろしお ヤマメとイワナ

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夏休み!川をきれいに体験学習が・・次々と

 都城市のNPO「めだかの学校都城」が、昨年に続き3カ所目のメダカビオトープを作りました。 70mにわたるせせらぎ水路で ゆーったりと・・  「木城えほんの郷」が、著名な生き物写真家である今森光彦氏を招き、自然体験や水生昆虫採集をとおしての「さとやまむしむし合宿」を開催しました。  宮日新聞切り抜きをどうぞ メダカ池都城 高鍋町の小丸川や日之影町でも自然愛好会や地域のふれあいクラブが、様々な河川と親しむための「川あそび体験会」を開催されています。  宮日切り抜きをどうぞ 小丸生物調査  ありがたいことです。

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浦之名川の法ケ代堰・魚道調査が実施

 8月10日、高岡町浦之名川の法ケ代井堰の魚道遡上調査が宮﨑大の神田教授により実施されました。  浦之名川では本県で唯一のアリアケギバチが神田教授の生息調査で確認されており、合わせて地元高岡川漁協からもアユ等重要魚類の遡上が阻害されているとのことで高岡土木事務所がH24年度に施行、完成したものです。  階段式の中央魚道とその両側に天然石を埋設した斜路式の「水辺の小わざ魚道」を設置し遡上効果を向上させる工夫をしています。                                            その後の追跡調査でも、アユ、ウナギ、ハゼ類やエビ、カニ類も遡上しており魚道の効果も発揮されているとのことです。         神田先生の片手投網 第1投が    袋網2セットの準備を                魚道の上流側に2ヶ所(中央階段式と右岸側の斜路式)に袋網を設置             左岸側の斜路式魚道は下流域が蛇篭をセット 減衰時は高さが生じる場合がある  右岸側斜路式の最上流部にはプール域を造成(天端切込み部も深くしている)              事前の採捕調査で大型ドンコ、アユ、オイカワ、テナガエビ、ヌマエビ他が                               下流域の状況 降雨、増水により中洲の形が刻々変化しているとのことです。   約2時間後の入網チェックと上・下流2定点の生息状況調査を実施 神田先生、スタッフの皆様 熱い中お疲れ様です。  

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水産試験研究の評価検討委が開催

 去る8月4日、青島の県水産試験場において、試験研究課題の評価検討委員会が開催されました。各部門(資源、増養殖、経営流通、内水面)ごとに50余の課題があり、中間や最終での成果、新規課題の要望等について協議されました。  漁海況情報システム開発では「日本海洋学会」の奨励賞が授与され、キャビアの生産技術開発では新たな産業の発展に寄与し、各界から高く評価されています。  内水面部門では、昨年の振興基本法の施行に伴う実態把握のための生物環境調査やウナギ資源の急激な減少対策としての成熟環境条件や放流技術、性比の解明等の各種課題に取り組んでいます。   試験研究とは長くて地道なものではありますが、各県、国や大学、産業界等とも連携しながら早期の成果が期待されます。 楽しみに待ってま~す!!         神田場長の挨拶      委員長には村田壽宮﨑大名誉教授が互選         3時間余にわたり 熱い暑い説明と評価検討が続き  無事に最終まとめも  水産試験場のHPも見てくださいね!

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(NPO)大淀川ネットワークが国交大臣表彰を!

 宮崎市のNPO法人「大淀川流域ネットワーク」(杉尾哲代表)の一連の環境保全活動が認められ、太田国土交通大臣から「水資源功績者賞」を授けられました。  本県では、2006年に延岡市の北川漁業協同組合(長瀬一己組合長)が「水源の森づくり」による森林保全活動で20年ぶりに受けており、それ以来の快挙となりました。  同会は7月末には、大淀川市民緑地の「せせらぎ水路」の清掃活動等、約100名の市民が参加して、稚魚の育ちやすい環境づくりに汗を流されたとのことです。  その活動内容は幅広く、「大淀川を昔の清流に戻そう。」を合言葉に体験学習や行政への提言、「水辺の工法研究会」開催等ナド・・  これからも息の長い活動をよろしくお願いいたします。                       内水面の漁協、連合会もさらに頑張って行かねば・・・との思いで一杯です。  宮日新聞切り抜きをどうぞ 大淀ネットワーク

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友内川で伝統漁法「石倉」のモニタリング調査を

 去る7月31日、延岡市の北川水下流域の友内川で、東海漁協(内田裕之組合長)が、昨年度設置した伝統漁法である「石倉」の生息状況調査を実施しました。  国の水産多面的機能発揮対策事業の一環であり、水産資源の保護や伝統的文化の継承等を目的に始めています。 12時前の大潮の干潮時をめどに、今年度初調査でした。水産試験場、県資源管理室、延岡市役所他の支援を受け、内田組合長他組合員の総勢10数名余が猛暑の中作業を続けました。  主たる対象のニホンウナギは今回ゲットされませんでしたが、シマイサキやハゼ類、エビ、カニ類、カノコガイ等は多くみられ、餌料生物等も含め生物の多様性は確保されている様です。砂泥の体積やヘドロ化が少し気になる様な状況でした。        事前の打ち合わせを        手前のモデル礁で生息状況調査を       2重網(4ミリと20ミリ目合い)を岸辺に引き揚げ  筒は空っぽ 若干泥状の低質が気になりますね・・・       小魚(シマイサキ)ハゼ類、エビカニ類、 ウナギは視認せず 残念無念       囲い用の金網とウナギ筒が  むなしく        ダブル底網ネットの清掃を皆さんで 仕分け用のバット、バケツも淋しげに            シマイサキ幼魚 多数(122)   ウロハゼ(6)ヒナハゼ(2)             オカメハゼ(7:カワアナゴの近縁) エビ類も少なく テッポウエビ2、スジエビモドキ、ヨシエビ(3)、ミナミテナガエビ? も               タネハゼ1尾は成熟し腹部が橙色に   ゴマフエダイ幼魚       クロホシマンジュウダイ(BL5~6cm、昨年秋産まれ群)          キチヌと干潟のエイリアンとして名高いチワラスボも   カニ類も少なめ ケフサイソガニ  と孤軍奮闘のアカテノコギリガザミ(甲長10cm弱)  「石倉」も白旗を掲げて・・・ガンバるぞ~  陸上には水質浄化用の黒ズミ袋が待っています。生き物たちを子々孫々に、未来まで残そうの気持ち大。皆さんで頑張ろう!!   水試内水面支場資料をどうぞ 友内27・7  夕刊ディリ― 切り抜きをどうぞ 友内川石蔵  

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綾南川、小丸川他の各地で体験放流学習が実施!!

7月14日、綾町の綾南川において綾漁協(増田正範組合長)主催でウナギやカニの体験放流が行われました。今年で8回目のなるそうです。  綾小学校の4年生約70人余が参加し、ウナギ(11㎏、約150尾;内水面振興センター;高藤和洋理事長―提供)やモクズガニ(13㎏、約400杯)と大奮闘する中で、河川や生き物たちとの触れ合いを楽しんでもらいました。  梅雨時期で雨が続き、増水や濁りも心配されましたが当日は晴れ間がのぞき、皆さんの熱気が通じましたね。漁協役員や町役場、国交省、建設業のスタッフが準備万端・・・無事終了しました。 皆さん!! 猛暑の中 大変お疲れ様でした。                        スタッフも池堀からポンプアップまで  子供達も気はそぞろ                          出陣前の静寂が           一斉に 突撃開始                 最初は泥はねを気にしながら  遠慮がちに       ヌルヌルのウナギを必死で     ウナギも後半は たまらんわ~                 スミに追い込んで 座り込みも辞さず それでも敵は・・どーやの顔が                      モクズガニも待ちくたびれて タライの中で何時でもおいで チョッキンな             遠巻きに恐る恐るの眼差しが  「ふんどし」の形で オス 雌を・・?                      結構な大物に  したり顔で      わたくし 初めてなの                大きくなって帰っておいで     緊張のお礼を また来年もよろしく   7月10日、高鍋町の小丸川でも高鍋東小1年生約110名が体験放流を・・                         小丸川漁協(前田和則組合長)が実施     宮日切り抜きをどうぞ 小丸体験  また、7月19日、小丸川漁協は、「宮田川をきれいにする会」(自然愛好会、他ボラG)と共催で光音寺橋下でモクズガニの放流とニジマスの掴み取り大会を実施しました。3年目となる活動ですが、地域住民の参加も年ごとに増え、約100人が楽しんだそうです。   宮日をどうぞ小丸かにマス 

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高鍋町小丸川で「はまぼう」観察交流会が・・・

 高鍋町で去る6日に「みやざき川づくり交流会」(19団体)が開催されました。河川の環境保全や水辺を生かした街づくり活動等に取り組む県内の団体が一堂に会してのもので、県内では宮崎市、都城市に続く3番目の試みとのことです。  今回は、各団体代表や行政機関も含め約60人が参加し、県版RDB記載の「はまぼう」の観察を兼ねて意見交換が行われました。ホタルを呼び戻す活動や水質調査、改善活動、ダム土砂等の再利事例や山、森づくりの重要性等など広範にわたる報告がありました。   同町には高鍋湿原や希少種である水生植物「コウホネ」の群生地もあり、これらの生き物達が未来永劫に生息できる様な素晴らしい河川環境を作っていきたいですね。  宮日新聞切り抜きをどうぞ 小丸川はまぼう

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美郷町の「国際うなぎラボ」いよいよ始動!!

 去る7月6日から、ウナギの生態解明の研究が美郷町南郷の「国際うなぎラボ」(塚本勝己所長:日本大教授)で始まりました。  同所に4月には、より自然に近い環境での様々な試験研究が可能な施設が完成しており、第1弾の試験に着手しました。1700㎡の広大な池で発信機を取り付けてウナギの行動パターンを追跡するものです。勿論世界でも試みのない研究です。この他に雌雄の性比の決定機構の解明等にも取り組んでおります。  宮崎の山奥深い南郷で、世界的な研究の第一歩が着々と進み、絶滅の危惧があるニホンウナギの資源保護・管理の礎となることを期待したいですね。  宮日新聞切り抜きをどうぞ うなぎラボ  うなぎラボー1  あわせて同町の美郷南学園 (花宮伸利校長)で塚本教授による特別講和「ウナギ1億年の謎」が開かれ、5~7年生の28人が不思議な話に耳を傾けました。        近い将来、宮崎から「ウナギ博士」が誕生するといいですね。  宮日をどうぞ  ウナギ特別講和

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北川の「チョン掛け名人」がカマキリをゲット!!

 去る23日、延岡市北川水系小川での「生き物生息調査」の時です。                北川漁協(長瀬一己組合長)の組合員であり、地元で若い頃から「チョン掛け名人」と称されている河野太一君(18)が県版RDBに登録の「アユカケ」を捕獲しました。  彼は、中学生の時に「ぜんない」(全国内水面漁連の発行機関誌)に時の人として全国に紹介された若武者です。漁協が実践する色々な活動や調査等にも率先して参加し、今回の好結果も産まれました。何時までも「かわガキ」で頑張って欲しいものです。大人も負けない様に・・・・  宮日新聞切り抜きをどうぞ 北川アユカケ

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