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作成者別アーカイブ: 内水面漁連
県水産業の長期計画中間見直し協議が
去る16日、県庁講堂で「第5次県水産業・漁村振興長期計画」の中間見直しのための検討会が開催されました。H23年度から5年経過する来年度に向けて情勢の変化等を勘案しながら各種指標等を変更、修正するものです。 儲かる水産業を目指すと言いながら内水面の場合は営む概念が乏しく、環境保全と漁業の振興を車の両輪としての議論となります。 昨年、H26年6月の「内水面漁業の振興に関する法律」の施行により、今回の見直しでも振興基本方針に基づく内容のものが盛り込まれる予定となっており、各水系ごとの協議会を設置し、関係機関等との協議が可能となります。 長瀬会長から内水面関連部分について質問され、特にアユとウナギの資源管理に関する具体的な施策が推進される様に業界としても県等に要望を続けています。 立派な内水面振興計画が追加策定されることを祈念しましょう。 村田寿宮大名誉教授の座長により進行 各関係団体等の代表から質問 県側執行部からの考え方や対応等が披露
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世界のウナギ博士・塚本先生の講演会開催
去る16日、宮崎市のHメリージュにおいて、ウナギ研究で世界的に有名な塚本勝巳先生(東京大学名誉教授、日本大学教授;ウナギ学研究室)の講演会が開催されました。 本連合会の会員漁協役職員を対象に、県土木事務所、農林振興局、市町村、国交省河川事務所、関係企業の皆さん約120名弱の出席をいただき盛会裏のうちに終了しました。H11年度から継続されており、内水面漁業の振興に係る時々の話題をテーマに幅広い分野の皆様に支えられて続いております。 「ウナギの不思議とその資源管理について」と題して、半世紀にわたる調査・研究の成果や業界、研究者、行政等への提言も含めて約1時間半にわたりご披露いただきました。 長瀬会長挨拶 約120名弱の大観衆で熱気ムンむん 塚本先生 宮崎とは縁深く アユの日齢査定で技術指導も 幅広い研究を 野生アユと人工産とのワイルド性を 湖産コアユとオオアユのマッチング説も ウナギ資源の枯渇も多くの原因が ウナギのライフサイクルを 円で一周 深海6500で いよいよ未知の世界へ 世界で初のウナギの卵 直径1.6㎜ レプトとシラスへの変態が一枚に 非常に珍しい貴重なカットを・・・ 1機が約50万円のポップアップタグ 水深と水温の日周鉛直変化を 人工衛星とリアルタイムでグラフに 世界のウナギ種の資源減少の傾向をグラフで 研究者、漁業者、養鰻業、行政、消費者、メディア等々 それぞれの立場で 様々な想いが 河川に遡上する時の塩分の関係や色素の発生するタイミング、放流事業の成果や問題点、沿海域での稚アユの移動距離等など・・・・熱心な質疑も 本県美郷町の国際うなぎラボやキャラバン学習などによる塚本先生の幅広い活動内容 著書も多数・・・小学校の教科書にも 有難うございました。
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自分たちの川は! 皆できれいに!
9月30日、日南市内の4河川で、県日南土木事務所が主催し、協力団体など合はせて約100人が一斉清掃に汗を流しました。 内水面漁協でも別の活動事業等も含め、多くの皆さんに参加いただきながら「生き物に優しい川づくり」を目指して資源の保護・増殖や河川環境の保全に努力しています。 地域住民、子供達、大勢の人々が自然に優しい気持ちになれると良いですね。 宮日新聞切り抜きをどうぞ 日南土木清掃
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秋の釣り大会、掴み取りイベントが続きます。
去る9月27日、一ツ瀬川漁協(田中寛組合長)が、杉安川仲島公園プールで2回目の釣り大会、掴み取りのイベントが開催されました。流れるプールの釣り堀で約150人の親子が楽しみました。 宮日新聞切り抜きをどうぞ 一ツ瀬釣り大会 9月6日には小丸川漁協(前田和則組合長)が、木城町の川原公園プールで町内外から約130名の親子が参加し小雨の中、魚との格闘、触れ愛!が芽生えております。 事前に約100本の釣竿を準備 低学年用の小プール 親も寄り添って 高学年用は大プールで 早くゥ~ 死んでも離さないぞ 大物賞が3位まで ひのひかり ○十㎏を 母ちゃん!やったぞ~ 掴み取りに突入! 深すぎて 広すぎて 敵も必死ですからね~ ヤットの思いで 思わず口に 知恵がついて隅っこに共同作戦で 漁協役職員の皆様 本当にお疲れ様でした。
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三納川(西都市)の生物調査を実施
去る9月14日、西都市の一ツ瀬川水系支流の三納川を対象に水産試験場内水面支場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)内水面振興センター(高藤和洋理事長)と合同で生物環境調査を実施しました。 三納川は上流域に治水用の長谷ダムがあり、H15年には同じ支流の南川を調査していますが、12年振りの再調査になります。年間、春、夏、秋の3回の生物環境調査と2月に井堰等工作物の状況把握の調査を予定しています。 水生昆虫は除いて、19種の魚類と10種のエビ、カニ類が投網や電気ショッカー等で採捕され、県準絶滅危惧種のカワアナゴ、スミウキゴリ(目視)の珍しい種も採捕されました。前回採集されたメダカは残念ながらはずれでした。 下流域の平郡(へぐり)橋付近で 田口さんの勇姿 投網の広がりが完璧 橋上から100尾程度の群れを視認 20㎝以下でしたが5尾ゲット 早速仕分け作業に カワムツ、オイカワの常連組に ヌマチチブ:1も シマヨシノボリ:10 カワアナゴ:7も:県準絶滅危惧種 可愛い カマキリ幼魚:1 横縞模様がくっきりヒメヌマエビ:19 優雅な白い烏瓜の花とカワトンボ 上流域の板子川 後姿ながらスタッフの腰付きもよろしく 大岩下流の淀みに・・? 大物が・・・空振りでした カワムツ:54 タカハヤ:51 婚姻色も見事な カワムツ♂が ボウズハゼ:1 オオヨシノボリ:25 見事な黄色のニホンウナギの大物が 2Pサイズは・・ 左ヌマエビ:47 右ヤマトヌマエビ:30 サワガニ:4も ヒラテテナガ:12 カワトンボもランデブー アップをどうぞ 中流域の吐合橋下流 転石裏面の水生昆虫採集 ギンブナ:11 オイカワ:6 ウグイ20㎝超えも:15 黄金ナマズ:1 10㎝サイズの幼魚 カマツカ:1 ブルーギル稚魚も1尾 そのまま天国へ オオウナギ:1 3Pサイズ 横腹付近のゴマ模様も 3調査点合計で魚類19種、甲殻類10種、アユの群れも多く観察され、ヨシノボリ類が豊富でした。板子川の上流地点は、前面には4m程度、1~2m程度の堰が多くみられるが、オオヨシノボリ、ボウズハゼ、ニホンウナギ、ヤマトヌマエビ、ヒラテテナガエビは遡上していました。 次は12月の時期です。皆さま お疲れ様でした。
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「綾てるはの森」で釣り大会が開催
来る9月27日(日)、綾町北俣の「綾てるはの森の宿」流れるプールで釣り大会が開催されました。 綾漁協(増田正範組合長)主催で町の支援を受けて初めての大々的なイベントとして、小雨の中、町内外から約400名の家族連れが参加し大賑わいでした。 宮日新聞切り抜きをどうぞ 綾釣り大会 詳細は チラシをどうぞ 綾てるは釣り大会
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椎葉でヤマメvsイワナで生き残りをかけ・・・
耳川水系上流域の椎葉村漁協(尾前好美組合長)管内で、渓流の女王「ヤマメ」の生息を脅かすイワナの増殖が話題になっています。 漁協や観光業界等地元関係者は、一部の釣りマニヤが放流したであろうイワナが耳川の環境に馴致され増えつつあることを危惧し、イワナやハス、ブルーギル等の在来種でない魚種(地元以外からの外来種)の駆除活動に拍車をかけています。 総会の決議により今年の6月から1尾あたり50円で買い取り運動を始めており、リリースすることがないよう呼びかけています。 生態系の攪乱防止や地元の大きな観光資源である「ヤマメ」資源を守るべく一歩踏み出しました。 宮日新聞切り抜きをどうぞ 椎葉イワナ 記者の目 国内外来種イワナ 宮日くろしお ヤマメとイワナ
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夏休み!川をきれいに体験学習が・・次々と
都城市のNPO「めだかの学校都城」が、昨年に続き3カ所目のメダカビオトープを作りました。 70mにわたるせせらぎ水路で ゆーったりと・・ 「木城えほんの郷」が、著名な生き物写真家である今森光彦氏を招き、自然体験や水生昆虫採集をとおしての「さとやまむしむし合宿」を開催しました。 宮日新聞切り抜きをどうぞ メダカ池都城 高鍋町の小丸川や日之影町でも自然愛好会や地域のふれあいクラブが、様々な河川と親しむための「川あそび体験会」を開催されています。 宮日切り抜きをどうぞ 小丸生物調査 ありがたいことです。
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浦之名川の法ケ代堰・魚道調査が実施
8月10日、高岡町浦之名川の法ケ代井堰の魚道遡上調査が宮﨑大の神田教授により実施されました。 浦之名川では本県で唯一のアリアケギバチが神田教授の生息調査で確認されており、合わせて地元高岡川漁協からもアユ等重要魚類の遡上が阻害されているとのことで高岡土木事務所がH24年度に施行、完成したものです。 階段式の中央魚道とその両側に天然石を埋設した斜路式の「水辺の小わざ魚道」を設置し遡上効果を向上させる工夫をしています。 その後の追跡調査でも、アユ、ウナギ、ハゼ類やエビ、カニ類も遡上しており魚道の効果も発揮されているとのことです。 神田先生の片手投網 第1投が 袋網2セットの準備を 魚道の上流側に2ヶ所(中央階段式と右岸側の斜路式)に袋網を設置 左岸側の斜路式魚道は下流域が蛇篭をセット 減衰時は高さが生じる場合がある 右岸側斜路式の最上流部にはプール域を造成(天端切込み部も深くしている) 事前の採捕調査で大型ドンコ、アユ、オイカワ、テナガエビ、ヌマエビ他が 下流域の状況 降雨、増水により中洲の形が刻々変化しているとのことです。 約2時間後の入網チェックと上・下流2定点の生息状況調査を実施 神田先生、スタッフの皆様 熱い中お疲れ様です。
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水産試験研究の評価検討委が開催
去る8月4日、青島の県水産試験場において、試験研究課題の評価検討委員会が開催されました。各部門(資源、増養殖、経営流通、内水面)ごとに50余の課題があり、中間や最終での成果、新規課題の要望等について協議されました。 漁海況情報システム開発では「日本海洋学会」の奨励賞が授与され、キャビアの生産技術開発では新たな産業の発展に寄与し、各界から高く評価されています。 内水面部門では、昨年の振興基本法の施行に伴う実態把握のための生物環境調査やウナギ資源の急激な減少対策としての成熟環境条件や放流技術、性比の解明等の各種課題に取り組んでいます。 試験研究とは長くて地道なものではありますが、各県、国や大学、産業界等とも連携しながら早期の成果が期待されます。 楽しみに待ってま~す!! 神田場長の挨拶 委員長には村田壽宮﨑大名誉教授が互選 3時間余にわたり 熱い暑い説明と評価検討が続き 無事に最終まとめも 水産試験場のHPも見てくださいね!
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