エネルギー新時代を迎えてこれまで未利用の農業用水等の落差を活用した超小型の水力発電装置が開発され、綾町の「アユの山水」(猿渡克仁代表)さんが実用化に向けて頑張っています。
この装置は宮大農学部の日吉健二助教を中心とする産学官研究グループが2006年から開発に着手し、‘10年から実証試験を始めているものです。シンプルな構造でコストを抑え、発電出力のアップが図られており、養殖場以外にも下水処理場や工場排水等で落差1m程度の小規模の形態から活用できることが大きなメリットととなっています。
宮日新聞切抜きをどうぞ 小水力発電アユ山水 23・1宮日切抜きも 23・1宮日小水力 日吉さん提供資料 小水力発電
全国でも地元密着型の中小水力発電(出力1,000kw未満)として各地区で地産地消を歌い文句に地域おこしも進められている様です。宮崎でもメガソーラー構想等大型プロジェクトとも平行して自然・再生エネルギー実用化に向け小さな一歩が始まっています。
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