昨年はコロナ禍で開催中止となりましたが、今年はコロナ終息の傾向にあったことから、11月16日に宮崎市の「ニューウェルシィティ宮崎」で内水面漁協役職員研修会を開催しました。
講師には、元水産庁長官の長谷成人氏を招聘し「内水面漁業~制度の歴史とこれから~」と題して講演をいただきました。戦後の内水面漁業権の設定の背景から、70年ぶりの漁業法改正に至る動きや、今後のあるべき内水面漁業の姿について提言をいただきました。また、ウナギを巡る水産流通適正化法の最新の情報についてもご紹介いただきました。
また、水産庁栽培養殖課内水面指導班課長補佐の生駒潔氏から「令和4年度水産庁内水面関連予算について」、宮崎県庁水産政策課専門主事の鳥井宏昭氏から「水産業協同組合法の解説について」講演をいただきました。コロナ禍で参加者の制限をしましたが関係者約80名が出席し熱心に聴講されていました。講師にも質問が続き盛会裏に終了しました。