令和元年7月26日(土)に綾南川(三本松河川敷・綾ユネスコエコパークセンター)で、綾漁協(兒玉千歳組合長)、大淀川サミット実行委員会、綾町役場並びに(一社)あやえき、の4者共催(スタッフ計26名)で、「自分たちで魚を釣って、食べる釣り教室」が開催されました。参加者は小学生を対象に一般公募した15組の家族40名でした。9時45分にセンターで開会式後、釣り場の三本松河川敷に移動、仕掛けと竿の結び方た餌の付け方の説明を受けたあと、綾南川に竿を入れ、釣りの開始です。スタッフから指導を受けながら約1時間で釣果は98尾、大半はカワムツでしたが、ほかにオイカワ、ウグイ、カマツカが釣れました。併せて、先日までの雨で若干の濁りがありましたが、水質検査(CODパックテスト)を行ったところ、きれいな水との結果でした。11時45分の釣りを終了、昼食会場のセンターに移動しました。釣った魚はスタッフ(協力:しゃべくり秀坊)が南蛮漬けに料理し、食事会となりました。メニューは釣った魚の南蛮漬け(残念ながら一人2尾程度)、アユの塩焼き、かぼちゃの味噌汁、おにぎり、漬物とシンプルですが、すべて綾町産の素材での昼食会でした。
釣りでは、虫の苦手なお母さんが子供のために餌のさし虫を針につけるなど奮闘され、子供たちは最初の1尾目が釣れると「魚がかかった時、ビクッ、ビクッと手にきた。」と興奮して叫んだりで、暑さも忘れて夢中でした。
釣った魚が出た昼食では「うめ~、うめ~」の連発でした。
晴天に恵まれ、事故もなく終了した今回の釣り大会は、いわゆる釣り堀方式でなく、自然の魚を参加者に釣らせ、併せて、川のきれいさを確認、そして命を大事にする(食べる)という素晴らしい企画で、次の開催もあるといいなと思いました。スタッフの皆様、お疲れさまでした。
開会式(センター展示場) 仕掛けの説明(河川敷)
沢山 釣ってください! カメラマンさんからの取材
オイカワとカワムツ オイカワ
釣果物 水質検査(CODパックテスト)
オイカワの南蛮漬け
(食事中):南蛮漬けをパクッ(この後、「うめ~」です。)