去る10月27日、日向市の塩見川で、富島河川漁協(甲斐勝康組合長)が、昨年度設置(26・8・26設置、2基7.2㎡、モデル礁2㎡)した伝統漁法である「石倉」の生物生息状況調査を実施しました。
国の水産多面的機能発揮対策事業の一環であり、水産資源の保護や伝統的文化の継承等を目的に進めています。
13時前の大潮の干潮時をめどに、水産試験場、日向市役所他の支援を受け、内田組合長他組合員の総勢10名余がモデル礁の石の撤去と敷き網の引き揚げ作業を実施しました。
主たる対象のニホンウナギは、大物3尾がゲットされスタッフ一同、それまでの心配そうな顔が「破顔一笑」でした。ハゼ類、エビ、カニ類も多くみられており、餌料生物等も含め生物の多様性は確保されている様です
ウナギのレプトか…?ビーカー底に(アップでどうぞ) 残念 イセゴイのシラスだそう
潮もばっちり スタンバイ 泥水の中 敷き網内の石の除去が一苦労
砂泥交じりのウナギ筒の中から・・ 沢山の生き物たちの宝物が・・・
ハゼ類やカニ類他が モクズガニ大2尾(雌雄1) ウロハゼにマハゼ
サザナミフグ1尾 怒ったら直径3㎝大の球形ボールに 腹側は白い横縞がくっきりと
テッポウエビ3尾 アナジャコ(8尾)多くは網目からスル~リ も?
ニホンウナギ65㎝・510g、62㎝・348g、47㎝・120g
甲斐組合長・・立派な親魚となって マリアナ海溝まで!!届けぇ~
内水面支場提供 塩見石倉27・10
昨年度結果もhttp://www.miyazaki-ngr.jp/contents/archives/date/2014/10