国富の川名人が「伝統あば漁」を復活

 大淀川水系の本庄川(国富町)で、古来から秋の風物詩として語られていた「あば漁」を復活させる活動が続いています。

 農林水産省や全国内水面漁協連合会等が、山・川・海に関連する昔からの技術や知恵を承継し活動している人を名人として認定し、高校生が取材等をとおして見聞きする中で、後継者育成や地域の活性化に結び付けて行ければというものです。

「聞き書き甲子園」として海・川の関係はH21年度から参加しており、本県では国富町の垣原利彦さん(会社役員、77歳)が国富漁協(鈴木輝美組合長)の推薦を受けて初の認定者となりました。

 五ヶ瀬中等教育学校の本田魁人君がインタビューァに選定され、2-3回の聞き取りや調査をしながらレポートにまとめる予定となっています。

 詳細は 宮日新聞切り抜きをどうぞ あば漁国富

 10月28日に現地にて実態調査を実施  写真をどうぞ

              右岸側の工場群と「あば漁」 中央部にヨシ製魚採り場(3~4mの円錐形)

      垣原名人と 鈴木組合長 「あば」に向けて えっちら オッチラと

              大きな弧を描きながらの芝堰(推進50~60㎝位) 約2m間隔で杭(鉄筋or 木製)を打ち込み 竹笹で流れをせっ切る様に

      今年のとれ具合は・・・?  中は意外に広々と 勿論お天道様や 雨、風もなんのその 大自然を満喫できますよ~

 

      川底に白い石を置いて魚影が良く見える様に 両サイドには金網をセット     今から様々な工夫を・・・・アユとの知恵合戦だ

                             たも網:直径70㎝ 長さ2m程度                

垣原名人には アユが群れているのが手に取る様にわかるとのこと  

                         岸辺にはカワウが3~4羽   樹木の上からも虎視眈々と

 

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