去る16日、宮崎市のHメリージュにおいて、ウナギ研究で世界的に有名な塚本勝巳先生(東京大学名誉教授、日本大学教授;ウナギ学研究室)の講演会が開催されました。
本連合会の会員漁協役職員を対象に、県土木事務所、農林振興局、市町村、国交省河川事務所、関係企業の皆さん約120名弱の出席をいただき盛会裏のうちに終了しました。H11年度から継続されており、内水面漁業の振興に係る時々の話題をテーマに幅広い分野の皆様に支えられて続いております。
「ウナギの不思議とその資源管理について」と題して、半世紀にわたる調査・研究の成果や業界、研究者、行政等への提言も含めて約1時間半にわたりご披露いただきました。
塚本先生 宮崎とは縁深く アユの日齢査定で技術指導も 幅広い研究を
野生アユと人工産とのワイルド性を 湖産コアユとオオアユのマッチング説も
ウナギ資源の枯渇も多くの原因が ウナギのライフサイクルを 円で一周
世界で初のウナギの卵 直径1.6㎜ レプトとシラスへの変態が一枚に 非常に珍しい貴重なカットを・・・
1機が約50万円のポップアップタグ 水深と水温の日周鉛直変化を 人工衛星とリアルタイムでグラフに
世界のウナギ種の資源減少の傾向をグラフで 研究者、漁業者、養鰻業、行政、消費者、メディア等々 それぞれの立場で 様々な想いが
河川に遡上する時の塩分の関係や色素の発生するタイミング、放流事業の成果や問題点、沿海域での稚アユの移動距離等など・・・・熱心な質疑も
本県美郷町の国際うなぎラボやキャラバン学習などによる塚本先生の幅広い活動内容