去る11月5日、延岡市の友内川で東海漁協(内田裕之組合長)が8月11日に設置した伝統漁法「石倉」の生物生息状況調査を実施しました。
国の水産多面的機能発揮対策事業の一環で伝統的文化の継承や水産資源の保護等を目的に実施されており、2回目のモニタリング調査となります。
当日、11時前の大潮の干潮時を狙って水産試験場や県の指導を受けながら、1m角強のモデル試験礁の網上げを行いました。 主対象のウナギが1尾入網しており、エビ・ハゼ類、小魚も前回結果より種類、数量とも増加しており一安心でした。(魚類 8→12種に、甲殻類 7→8種に)
周囲の網押さえ石と内部の石材を運び出し ウナギ筒にはいなかった・・?
同じく常連のウロハゼ、マハゼ スマートで見目麗しいタネハゼも
前回見られなかった大型のヨシエビやミナミテナガエビも 常連のスジエビモドキも多数
2重の囲い網(6m角、内網4mmと外網20mmの目合い)をセットし 蛇篭の周囲を丸め込みながら
調査結果(2回分;水試支場提供)をどうぞ 友内データ