去る7月15日、宮崎市の県企業局研修室において、大分県・宮崎県企業局、九州電力(株)、旭化成(株)の各企業と宮崎県から県土整備部河川課、水産政策課漁業管理室、大分県河川課の担当者の皆さんと、内漁連役員との意見交換の場ということで協議会(24名出席)を開催しました。
今年で5回目になりますが、県土整備部の秋山ダム対策監から「ダム管理の現状」の話題提供と、大分県企業局工務課の木下主任から事例発表をしていただき、その後各関係企業より現状と対策等の報告を受け、質疑に入りました。
河川の維持流量の確保や濁水の長期化防止対策等について質疑があり、維持流量については様々な現場での状況が異なっており、各河川ごと漁協との緊密な連携を続けながら細かな対応が必要である等が協議されました。
各企業から対応策一覧比較表に基づき報告がされ、濁水防止、流量の確保、資源保護、長期的に森林機能の改善など幅広い協議がなされ、各企業間での認識の均一化やリニューアルな対策が図れていると感じます。
先の6月通常国会で「内水面漁業の振興に関する法律」が成立、これを根拠に国、県の責務が明確化され長期振興計画や各種施策の策定が急がれます。 「継続は力なり」の思いで参加企業や行政の支援もいただきながら、内水面の明るい未来を考え続けたいですね。
各社のスタッフからも 熱のこもった議論をいただきながら 約2時間も・・・