5月16日、高鍋町から川南町を流れるの切原川を対象に水産試験場、南九州水圏環境生物研究所(岩田一夫代表)、(一財)内水面振興センターと合同で生物環境調査を実施しました。 切原川は上流域に灌漑用の切原ダム(2007~2011年)があり、着工前のH14年と15年に調査を実施しています。年間春、夏、秋の3回の生物環境調査と2月に井堰等工作物の状況把握の調査を予定しています。
水生昆虫は除いて、13種の魚類、8種のエビ、カニ類が投網や電気ショッカー等で採捕され、県準絶滅危惧種のメダカ、カワアナゴ等の珍しい種も採捕されました。
天空の切原ダム 10号線からも確認が 堤高61m、堤頂長227m 大きい 迫力あり
ダム直下は大小の転石、蛇篭も活用 自然に優しく 水生昆虫も多そうですね
大きな自然石 激流の中滑らない様に 老若混合?のスタッフがいざイザ・・
大地主3pサイズの黄ウナギも 他にタカハヤとヨシノボリ やや少なめかな~
中流域はヨシ群落に囲まれて 魚類、甲殻類他も種、量ともに増加
ボウズハゼに 婚姻色真っ只中のカワムツも 青腹といわれ腹部がブルーのシマヨシノボリ(♀婚姻色)も(残念!!写真なし・・他のスタッフは激写?)
ギンブナも多数 終わってみればのメダカにカワアナゴも 10年前の調査と比較し カマキリ、ウキゴリ、チチブ、アユが見られず・・・残念
今後の調査で復活を期待したいですね。