去る8月26日、水産庁が昨年に続き第2回の「ウナギ対策会議」を農林水産省講堂で開催しました。
近年のウナギ資源管理緊急対策として昨年からの進捗状況や今後の方向等について、養鰻業者、採捕団体、流通、販売業界等代表との意見交換があり、共通認識のもとに国の内外を含め対応して進めることになりました。
ウナギ稚魚の供給状況や親も含めた輸入動向、種苗生産技術開発、国内外の資源管理の現状、緊急対策予算他が資料により報告されました。
質疑では、特別採捕許可の全国統一レベルでの規制強化や生息環境の保全(隠れ家としての粗朶沈床、石倉設置等)の予算確保、種苗生産の量産化の可能性、H16年のワシントン条約締結に向けた貿易・流通規制対策、ウナギ表示に関する流通の透明化等量販店サイドの問題点や食文化としての観点等様々な意見が出され、前向きに検討していくこととなりました。
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