去る11月14日、延岡市の北川でアユの産卵場調査が実施されました。 「アユを育てる川仕事」他の著者であり、全国の河川調査やアユの生態等に詳しい専門家の高橋勇夫さんを招いて北川漁協(長瀬一己組合長、組合員435人)が行ったものです。
高橋さんから全国5本の指に入る清流のお墨付きを貰った北川は、日頃の漁協活動の中で種苗放流事業は勿論、禁漁区や禁漁期間、漁具漁法の制限、産卵場の造成、親魚や発眼卵の放流も実施しています。 また、河川を「癒しの場」として、釣り大会や掴み取り大会、川石をひっくり返して掃除をするマイストーン作戦など様々なイベントを開いて、多くの人々に楽しんでもらっています。
併せて、北川の清流を維持するため「水源の森を守ろうかい」活動を続けており、「植えない森づくり」として人が手を入れない自然のままの雑木林が10数年余で約450haほどになっています。 この様な実践活動が今回の栄誉ある評価になっていると思います。 漁協の皆さん、地域の皆さん、有難うございます。
夕刊デーリィー切抜きをどうぞ 北川産卵場トップ