10月の下旬に入って大淀川、一ツ瀬川、耳川他で恒例のアユ産卵場の造成作業が開始されています。 10月23日、耳川漁協(都甲哲郎組合長、組合員333名)は、九州電力の支援を受けてダムの堆積土砂からアユの産卵場に適した小砂利を選別して活用しております。新たな試みとして昨年度から実施しており、低下した河床の改善、生態系、水域の環境保全等に大きな効果が期待されています。
詳細は 宮日新聞切抜きをどうぞ 耳川アユ産卵場 10月9日の宮日新聞 「窓の欄」 日向市の筌瀬幹夫さん、 清流耳川への熱き想いが綴られておりました。 清流耳川窓の欄
また、10月24日、大淀川水系の高岡川漁協(宮田組合長、組合員411名)では、花見橋の下流1,000mの禁漁区域において役職員8名が参加して産卵場を造成しました。
まず、重機で50~60cm程度を深堀り、天地返しをした後に、人海戦術で大石を除いて鋤、鍬で子砂利をならして均一にし、 アユ好みの「産床」 を完成しました。作業途中に早くも「ピッーピッ」とお急ぎのアユがはねるのが見られました。
花見橋下流の禁漁区 例年の造成場所 干上がった陸域にも鮎の食み跡
コケ部分も泥状化・・・ 食み跡は いたる所で確認
重機が入り、50~60cm程 河床の天地返しを
天地返し前;表面にシルト状の泥が 後;見違えるように ツヤツヤ
今後も 北川や五ヶ瀬川水系で始まります。来年の大漁を祈願しながら・・・・