環境省は、極度の不漁が続くシラスウナギに関連して、ニホンウナギをレッドデーターブック(RDB)の絶滅危惧種に指定して資源保護の方針を検討しているとのことです。
日本の食文化である「ウナギ蒲焼」が廃ることがないように、米国、オーストラリア、マダガスカル他からの外来種の輸入が急増しているとのことで、JAS法等の適正表示や自然界への混入問題もはらんでおり、大きな課題が山積しています。
7月には米国が、ワシントン条約によるウナギの取引規制を検討とのニュースもありました。 2012年7月アーカイブをどうぞ
今年の春期以来国、県においてもウナギ資源の管理方策について検討が進められていますが、受け皿としての河川環境の保全は勿論のこと、様々な漁獲、漁期等の規制や試験研究、技術開発の推進が叫ばれています。