熊本県は、老朽化した県営の荒瀬ダム(八代市)の撤去工事に着手しました。 全国でも初の試みとなるもので、潮谷知事、蒲島知事2代にわたり、関係者の間で水利権の延長による改修か、あるいは撤去かの大論争を経てようやく決着したものです。
「球磨川の尺アユを守ろう!」、「より自然に近い元の川に戻そう!」のキャッチフレーズや様々な想いを胸に、内水面漁協や、沿海漁協等が団結しての運動でした。
福島原発問題や再生自然エネルギー開発問題等多くのグローバルな課題も抱えながら、全国の注目を受けて最初の一歩が動き始めました。