11月末の門川高校と西門川小による「ホタル幼虫放流活動」に続いて、季節の話題として関連記事を2件紹介します。
延岡工業高校環境科学システム科の生徒が、北川流域のホタルの生態観察を研究課題として3年前から続けています。現場での調査が距離やタイミング、夜間の問題など等多々あることから、今回学校の実習室に「ホタルのビオトープ」を作ってしまいました。 元教諭松下幸一郎さんの実地指導等も続けられて念願であった室内としては珍しい施設の原型が約8ヶ月もかけて完成したとのことです。
長さ4.2m、幅3.3mの規模で、今後は自然石や植物の配置、水の循環施設などをセットし、成虫から幼虫までが飼育可能な「ビオトープ」が来年3月には完成する予定です。 近い将来、橋の夜間照明の影響や水質等の環境要因と個体数が減少している因果関係が科学的なデーターとしてはっきりしてくるものと期待されています。
また、都城市の祝吉ホタルの里保存会(大山竹文会長、23名))のグループが、ホタル生息域のクリーン作戦を実施しました。都城淡水漁協や沖水川土地改良区の皆さんも協働で水路の清掃等ニ取組み汗を流し、来シーズンの「ホタルの乱舞」を待ち望んでいます。
「生き物に優しい川つくり」を目指した様々な活動が継続していくことは非常に喜ばしいことですね。
宮日新聞切抜きをどうぞ ホタル生態延岡