前回の投稿でもふれましたが、本年に入ってからの少雨により西都市の一ツ瀬ダム(東米良地区)や日南市の広渡ダム、日南ダム等で珍しい現象が続いています。
一ツ瀬ダムでは昭和38年のダム完成以来、始めて埋没していた当時の小中学校や集落の跡が広い範囲にわたり見える様になりつつあります。民家の「かまど」の跡や水位が低下した状態でのコイ養殖用の小割り筏も確認されます。
また、日南市では農業用水や工業用水の確保も含めて行政と関係者の協議も続けられておりますが、河川の維持流量が確保できない状態が続いております。日南広渡川漁協(戸田博組合長)では、時期に入っている稚アユの遡上や風物詩である「ノボリコ漁」への影響も出始めており、野鳥(カワウ、サギ類)の餌食となる等心配がとまりません。
宮日の新聞記事をどうぞ ダム渇水日南一ツ瀬