去る7月6日から、ウナギの生態解明の研究が美郷町南郷の「国際うなぎラボ」(塚本勝己所長:日本大教授)で始まりました。
同所に4月には、より自然に近い環境での様々な試験研究が可能な施設が完成しており、第1弾の試験に着手しました。1700㎡の広大な池で発信機を取り付けてウナギの行動パターンを追跡するものです。勿論世界でも試みのない研究です。この他に雌雄の性比の決定機構の解明等にも取り組んでおります。
宮崎の山奥深い南郷で、世界的な研究の第一歩が着々と進み、絶滅の危惧があるニホンウナギの資源保護・管理の礎となることを期待したいですね。
あわせて同町の美郷南学園 (花宮伸利校長)で塚本教授による特別講和「ウナギ1億年の謎」が開かれ、5~7年生の28人が不思議な話に耳を傾けました。 近い将来、宮崎から「ウナギ博士」が誕生するといいですね。
宮日をどうぞ ウナギ特別講和