去る6月4日(火)、宮崎市内の「ひまわり荘」において、本連合会の第61回通常総会を開催しました。県農政水産部の那須司水産次長、成原淳一水産政策課長、県内水面振興センターの関屋朝裕理事長他のご来賓にご出席をいただきました。延岡市の「北川流域ネット」代表矢野純一様には永年にわたる内水面の環境保全活動に対し感謝状を贈呈しました。
書面議決を含め37会員の出席により、提案7議題の全てが承認されました。 委託放流事業等主要業務の実績と計画、財務諸表による連合会の財務状況、決算、予算案、剰余金処分案他で、水産資源の保護増殖、カワウ・バスの被害防止、産卵場の造成や魚道の改修、漁協組織の充実強化等に関連する幅広い内容でした。
漁業権切替業務やウナギ資源管理の中では行使、遊漁規則に親ウナギ保護のため10月から翌3月までの半年間の採捕自粛を全国に先駆けて決定した点が大きな動きでした。 また、新規事業として「内水面の多面的な機能発揮対策」で一部漁協による河川清掃等の環境保全や漁村文化の継承活動への支援に取り組むことになりました。今後、関係市町長との協定の締結や規約等の整備が急がれます。
役員の改選は、理事7名中2名が新任、監事3名中2名が新任となり、理事会において会長には北川漁協の長瀬組合長が選出されました。「内水面振興基本法(仮称)」の制定等の大きなうねりが続く中での続投となりました。
報告事項では、義務放流の委員会指示、コイ種苗放流の自粛、シラスウナギや海産稚アユの採捕状況等を説明しました。
主要実績や本年度の計画概要をどうぞ 総会議案
那須水産担当次長の祝辞 長瀬会長から矢野様へ感謝状の贈呈 野崎議長(清武川組合長)の進行で 新役員10名による就任の意思表明が・・・
6月2日には、新佐漁協(仲原 稔組合長)の総会の様子が 宮日新聞に 主要漁業であるシジミの資源保護のため禁漁区の拡大が承認されたとのことです。
宮日切抜きをどうぞ 新佐総会